自宅出産をしたいと思ったきっかけから、実際に自宅出産まで。
そして、実際に自宅出産したことによるいろいろなことを思いつくままにつらつらと書いていきたいと思います。
今回は妊婦健診の流れについてまとめました。自宅出産をするときにはどこでどうやって妊婦健診を受けるのか、気になりますよね。ぜひ参考にしてください(^▽^)/
自宅出産が絶対におすすめ!という趣旨の記事ではなく、自宅出産ってこんな感じだったよという、1個人の考えや感想として読んでくださいね。
そのうえでどういった出産をしたいか決めるのは自分自身ですし、自己責任となります。
自宅出産の妊婦健診はどこで受ける?
自宅出産をするに向けて、助産院の助産師さんの妊婦健診を受けることにしました。
出産は自宅となりますが、妊婦健診も毎回自宅というわけではありませんでした。
エコーをするときなどは、エコーの機械が助産院にあるのでそちらに出向くこととなります。
妊娠32週くらいまでは大体3回に2回は助産院へ、2回に1回は自宅へという感じで妊婦健診をしていました。
10か月に入ってからは、通うのも大変でしょうということで、ほとんど自宅に来てくれました。
私の家から助産院はJRと徒歩で片道1時間15分くらいでした。
徒歩が30分くらいあったので、いい運動になりましたね(笑)
車だと高速を使えば40分、高速を使わないと1時間くらいでした。
自分一人の時にはJRで行きましたよ。
妊婦は集中力がかけやすいし、街中を走るのは疲れるのでw
夫がいる時には車で行ったりもしました。
自宅出産の妊婦健診の流れは?
助産院で妊婦健診を受けた時の流れについて書きます。
すべての助産院が同じなわけではありませんので、あくまでも参考程度に考えてくださいね。
助産院での妊婦健診の流れ
ついたらまず尿検査があります。
病院のときと同じように、紙コップにおしっこをして、それを助産師さんが検査してくれます。
そのあとに腹囲と子宮底を測って、ドップラーで心臓の音を聞いたりエコーをします。
エコーはざっくりと大きさを見てから、顔などを見せてくれたりします。
病院でのエコー検査よりは長いですね。
必要な検査以外にも、「ここが足」「かわいい顔だね」「口を開けてるね」など赤ちゃんの様子を一緒に見て楽しむ時間があります。
むくみの状態を見たり血圧などを測ります。
これも病院の妊婦健診と同じですね。
必要なことをやっている間にマイナートラブルなどがないかなどの問診があって、悩み事に対してのアドバイスや対策について指導してくれます。
私が妊婦健診に通っていた助産院は、一軒家を改造したような感じです。
居間部分にソファなどが置いてあり面談ができるようになっていました。
2階には3つのお部屋がありました。
それぞれのお部屋にはベッドや布団などが置いてあって、寝泊まりできるようになっています。
助産院で出産する方もいるので、出産したらその部屋で退院まで過ごすとのことです。
キッチンなども普通の家庭用のキッチンがついていました。
本当に誰かのお家みたいな感じで、リラックスできる空間でしたね。
ちなみに助産院に泊まると、食事は助産師さんが作ってくれるそうです。
さらに、24時間助産師さんが泊まり込みをしているので、困ったことがあったらすぐに聞くことができる環境です。
病院とは違って、自分しか入院している産婦はいないのでどんなことでも気兼ねなく聞くことができますね。
さらに、ゆっくりと関わってもらうことができるので安心です。
自宅に来てもらっての妊婦健診
自宅での妊婦健診の場合も基本的な流れは一緒です。
助産師さんが来たら、尿検査をします。
検査の細長いスティックを渡されて、それに直接尿をかけます。
これが意外に難しくて、的中しなかったりしましたw
手にかかってしまうことも多々あり(^▽^;)
まぁ、自分のですからトイレ後に手を洗えばいいんですけどねw
エコーはできませんが、ドップラーは持ち運びのできるタイプなので、必ず心音の確認はしました。
心臓の音を聞けるのはうれしいですよね(*´▽`*)
ちなみに最近は小さなエコーも出回ってきているので、エコーを持参する助産師さんもいそうです。
ちなみにNSTの機械はコンパクトなものがあるので、自宅でNSTをとることはありました。陣痛が来た時にも、はじめはこの機械で心音を確認しながら過ごしましたよ!
そのあとは指導やアドバイスなどをしてくれます。
私は恥骨が痛かったのですが、骨盤ケアのマッサージをしてくれたり、ストレッチの方法を指導してくれました。
また、冷えの対策や冷えを改善するツボ押しなどもしてくれて、自分でもできるように教えてもらいました。
ほかにも肩こりや腰痛のマッサージ、体重コントロールのアドバイスなども受けました。
健診にかかる時間は1時間ちょっとくらいです。
普通の病院の妊婦健診だと、だいたい10分くらいだと思います。
待ち時間も入れたら1時間以上かかる病院も多いと思いますがw
1時間いっぱい自分のケアに時間を使ってくれるので、思う存分話すことができます。
また、健診の時間はできるだけ家族がそろう時間帯に合わせてくれました。
夫が平日は仕事で土曜日は時々休みという仕事なので、妊婦健診は土曜日にしてくれることが多く、夫も一緒に受けられるようにしてくれました。
平日になる時でも、子供と顔を合わせることができるように、午後の時間に来てくれていましたね。
(全国にセミナーの講師に呼ばれたり、大学の講義を持っている忙しい人なので、なかなか時間帯が合わないこともありましたがw)
おかげで出産までに、夫も子供たちも助産師さんとしっかり面識をもつことができました。
満足度の高い出産には信頼関係がとても大切なので、こういった妊娠期からの家族への配慮はとっても良かったです。